2014年04月04日
間尺に合わせて生きてないか?
昨日、演出家の蜷川幸雄さんのインタビューを見ました。
そこで、彼が言った言葉。
「野外劇場には人生の時間が直接流れている。室内演劇だと(役者は)小さく、目の前にあわせてしまう。
間尺を人工の空間にあわせて疲弊しているのではないか?」
野外劇場でやると、俳優は限界がわからず、かならず声をつぶすらしいです。
ギリシャ演劇を演じるときに天空の上にいる神にむかって発する声と現代劇で発する声は違う。
現代の俳優が演じると、神がその辺の天井にいるように思えてしまう、
と仰ってました。
まさに、私たちは人工的につくられた限界の中に生きていて、
神にも届けとばかりに叫ぶ方法も忘れてしまったんでしょうね。
でも、私たちにもその声を出せるはずです。
自分で作った間尺、空間、環境から出なければ、声を枯らすまで叫べないです。
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■東京サルサムーブのホームページ
http://www.salsa-move.com/
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「野外劇場には人生の時間が直接流れている。室内演劇だと(役者は)小さく、目の前にあわせてしまう。
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と仰ってました。
まさに、私たちは人工的につくられた限界の中に生きていて、
神にも届けとばかりに叫ぶ方法も忘れてしまったんでしょうね。
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